ミチスガラ

LDHアーティストが好き。色々書きます

FANTASTICS『FANTASTICS FROM EXILE』と『FANTASTIC VOYAGE』と“FANTASTIC VOYAGE”

Jr.EXILEによるEXILE20周年記念企画『EXILE TRIBUTE』4作品と、各グループで発売されたアルバムと敢行されたツアーについてまとめる記事、3本目。

okome-saikyou.hateblo.jp

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今回はFANTASTICSです。ライブ感想の項では“FANTASTIC VOYAGE”ツアー本章のセットリストや演出内容に触れますのでご注意ください。

FANTASTICS FROM EXILE

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*1*2

FANTASTICSに関してもBALLISTIK BOYZと同様にライブでカバー済の楽曲が多く、特にリード曲に関しては以前から折々で披露されていたので、満を持してという印象がありました。*3*4

それと同時にJr.EXILEにおけるFANTASTICSの個性(すごくザックリ言うと“清涼感のあるポップなグループ”であるという点)が大いに活かされた4曲でした。以下、1曲ずつ紹介していきます。

Each Other’s Way ~旅の途中~

原曲は2011年3月に発売されたアルバム『願いの塔』からの先行シングル表題曲として、同年2月に発売されました*5

FANTASTICSのトリビュートシングルは4曲ともATSUSHIさんが作詞を手掛けた楽曲となっています。ATSUSHIさん作詞のEXILE作品は多くありますが、主には日本語詞が“歌”として耳に馴染みやすいような語句選びに特徴があると個人的には思っています。

この曲のサビ「今はまだあえてサヨナラは言わないよ/まだまだ旅の途中だし(中略)輝けるためこのままeach other's way」にはその特徴がよく出ていて、文章で見ると独特に思えるような口語の混ざり具合や言い回しも、メロディに乗ったときにはきちんと流れが感じられます。

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デビュー10周年という大きな節目を迎えたEXILEの集大成的アルバムとして作られた『願いの塔』*6。その助走として発表されたのがこの曲であり、このメッセージ性の強いMVだったということが、当時のドキュメント映像や記事からも分かります*7

ここからまた歩みを進めるために少しだけ足跡を振り返り、別々の道を歩んでいる同志達へ改めて誓いを立てる。そういう歌に聴こえます。2月~3月という卒業シーズン間近のリリースだったのもまさに門出のとき、新しい芽吹きを表象するというダブルミーニングがあったのでしょうね*8

MVは楽曲の爽やかな情景をそのまま写し取ったようなスカイブルーと花吹雪が美しいですが、一方で周囲の建物や設備には使い込まれた風合いがあり、路地裏っぽい空間作りがなされている場所などもある。EXILEのルーツや成り立ちという“これまで”と、国民的な人気グループとしての“これから”の両面を意識させられますね。また、青い葉の大樹は後々紹介するFANTASTICS版MVでオマージュされています。

あと2サビからの表現力豊かなソロパフォーマンスが連続する部分はやはり惹きこまれます。

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こうして爽やかな音色にのせてエネルギッシュなダンスを見せるという所も、FANTASTICS版のMVに受け継がれています。

また、このMVに関してはトリビュートシングルのリリース時、EXILE TAKAHIRO Staffさんが当時の写真とともにツイートで紹介してくださっていました。

掲載されている集合写真のキッズダンサーの中にはFANTASTICS木村慧人さんの他、THE RAMPAGEの長谷川慎さん、BALLISTIK BOYZの奥田力也さんと砂田将宏さん、元E-girlsで俳優の石井杏奈さんがいます。

シングルリリース時に度々語られていたエピソードではありますが、当時の木村さんはダンサーとしてではなく、エキストラの一人として起用されていたんですよね*9。これはまた後述しますが、そこから長年の努力の積み重ねによりFANTASTICSメンバーになり現在に至るまでの木村さんの道程は、今回のMVにおけるコンセプト“Dream for Children”にも繋がっています。

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最初のツアーの頃から歌われていて既に馴染み深い楽曲であることや、原曲そのものが二人の歌声に合っていることもあってか、さほど大きなアレンジはなく素直なカバーになっています。

ただしカバーの方は原曲より半音キーが下げられていて、八木さんによる歌い出し「今までは」…が、ちょうど普段の八木さんが話している時のような低く穏やかなトーンから始まっていきます。原曲の歌い出しと同じく聴き手に話しかけるような優しい歌声ですが、前者と比べるとより動的な温かみが感じられるので、個人的に好きな部分です*10

八木さんはライブの幕間で流される映像内での声の演技や『FUN!FUN!FANTASTICS』等で観られる即興演技、また話題になった主演ドラマ『美しい彼』でも発揮されている通り、自然な表情と声色を作り上げて表出させるセンスに長けている人です。一方で声音そのものの個性が強い中島さんは、ある意味で対照的な印象があります。微細なニュアンスの付け具合に大きな差は無くとも、中島さんの場合はあの澄んだ声の質感そのものが前に出ることでより淡く優しく、あと何となく高くて遠いところから鳴ってるように聴こえる*11

そんな二人の歌声が織り成す情景は原曲よりもさらに素朴で、あどけなさすらあり、聴き手との距離がぐっと近く感じられます。これらは4曲全てに共通する特長なのですが、「Each Other’s Way ~旅の途中~」のように晴れやかな楽曲にはその特長が本当によくマッチしてますね。

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“Dream for Children”をコンセプトに、原曲MVから約10年を経て夢を叶えた木村さんをはじめとするFANTASTICSメンバー達から、さらに次の世代へと夢の橋渡しがなされたMV*12。それとともに、原曲より一層ポップで華やかな色調の作品になりました。

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間奏でガッツリ踊ってくれるシーン(↑)。見応えありますね~。

この間奏やサビの振付は原曲のものをオマージュしつつも、FANTASTICSらしいスタイリッシュさがミックスされた内容になっているそうです*13。冒頭と最後の微笑ましい光景などコミカルな描写や演出が加えられている上、ダンスもしっかり見せてくれるという、FANTASTICSの強みが詰め込まれた一作でした。

Flower Song

原曲は2013年6月発売のシングル表題。『EXILE PRIDE 〜こんな世界を愛するため〜』の一つ後で『No Limit』の一つ前という節目的な作品の間に出された、春と夏の間の季節の歌です。

この曲はいわゆる学校内ヒエラルキー*14とそこから起こるイジメなどの諸問題をテーマにしたドラマ『35歳の高校生』(日本テレビ系、2013年4月~6月)の主題歌でした。ATSUSHIさんは作詞にあたり、ドラマのプロデューサーから実際に教育現場で起きている問題の実情をヒアリングした上で書き上げたそうです*15

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穏やかな音色と柔らかい空気感の中で歌われる詞には、「誰もが自分自身を大切にして、自分の花を咲かせられるように」という祈りが込められています。

やはり2013年の作品ゆえか、MVではHIROさんがすごく象徴的な存在として映されていますね。MVの監督はお馴染み久保茂昭さんですが、全員が集まった瞬間から色味が鮮やかになる演出は同監督の映画『小説の神様』を思い出したりもしました。

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カバーの方はリフがハーモニクスのフワッと広がる音に変わっていたりビートの厚みや音圧が抑えられていたりと、全体的により柔らかく素朴な音色にリアレンジされています。

これも4曲全てに共通する点ですが、FANTASTICSのカバーではATSUSHIさんのパートを八木さんが、TAKAHIROさんのパートを中島さんがそっくりそのまま交代する形で担っています*16。そのため「Flower Song」は頭のサビを除くとAメロもサビもDメロも全て中島さんから始まるという、結構レアなパート構成です*17

それもあって、聴いていると中島さんの歌声とこういう曲調との親和性の高さがわかります。細かい部分ではありますが、サビの「優しい風に乗せて」の最後の“て”の部分でTAKAHIROさんは深い声に少しビブラートがかけられていて、次のフレーズへ余韻が残る歌い方になっているのですが、対して中島さんは“て”をスーッと真っ直ぐに伸ばして声を響かせます。ここは特に、それぞれの心地良い響きが生まれる箇所の違いが出ているように感じます*18

そもそも八木さんも中島さんも優しい響き方をする歌声なので、この曲は当たり前に似合いますね。この二人にしか出せない温度感がしっかり出ている作品だと思います。

VICTORY

2010年6月に発売されたミニアルバム『FANTASY』*19収録曲。2010年のFIFAワールドカップに向けて、日本サッカー協会公認の日本代表応援ソングとして制作された楽曲でした。

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開催地のアフリカをイメージしたラテンのリズムと祝祭感が特徴の、コンセプチュアルな一曲。ミニアルバム自体が夏のスタジアムツアー『EXILE LIVE TOUR 2010 "FANTASY"』のテーマとなる作品だったこともあり、スタジアムで鳴り響くことが意識された壮大なサウンドになっています。

なお原曲のMVは代表選手のプレー映像が挿入されている他、当時の日本代表の岡田監督をはじめ1000人以上が出演しているという豪華な内容になっています*20。景気が良い~。

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また、この曲はFANTASTICSより以前にE-girlsもカバーしています。元々は『E-girls LIVE TOUR 2018 ~E.G. 11~』で披露されていたそうで、ラストアルバムの時に音源化されました。こちらもこちらで高音の爽快感がありますね。

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ぐっと軽快に、そしてポップでカラフルな印象になったカバー。原曲はライブの時だけサビ頭になっていましたが、こちらは音源からそうなっています。他の3曲もそうですが、カバーを通してFANTASTICSのライブに組み込まれること”を前提としたサウンドデザインに変更されていることが特にわかりやすいのがこの曲です。

個人的にこの曲は“客席とともにシンガロングする曲”という印象が強かったため、もしかしたら歌を聴く面白みはどちらかというと少ないのでは…などと聴く前は想像していたんですが、実際に聴いてみると八木さんの第一声「世界中に」の時点からそれが覆りました。めちゃくちゃ好きです、この喜びの感情に満ちた声。ファルセットから降りてくる「未来へ」も同じく良いですね。先に挙げたように鮮明な表情を乗せるという八木さんの強みがよく出ているし、対する中島さんも透明感や清涼感が心地良いので、短いフレーズの中にも他の曲と同じような対比的な魅力が現れているように思いました。聴いていると思わず笑顔になります。

Someday

2009年4月発売のシングル『THE MONSTER 〜Someday〜』表題。元J Soul Brothers(二代目)の7人が加わった14人体制での最初の作品であり、EXILEの楽曲の中でも特に知名度が高い代表曲の一つです。

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新体制のスタートを告げる一曲として、当時のATSUSHIさんは詞に関して「今のそのままの僕らと、ファンのみなさんに宛てて書いた」とコメントしていました*21*22。未来への希望を歌う爽やかで瑞々しい情景の中で哀愁がわずかに混ざり合い余韻を残す、言わずと知れた名曲です。

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また、この曲はメインのMVの別バージョンとしてキッズダンサーがEXILEに扮してパフォーマンスしているMV「Someday (こどもバージョン)」があります(かわいい…!)。これももう語り草になっていますが、このバージョンではATSUSHIさん役を現BALLISTIK BOYZの砂田将宏さん*23が、TAKAHIROさん役を現THE RAMPAGEの藤原樹さん*24が演じている他、同じくTHE RAMPAGEの浦川翔平さんや岩谷翔吾さん*25、デビュー前のHappiness*26など、現在も活躍しているLDHアーティストが多数出演しています*27

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浦川翔平さん↑、既に個性が出来上がってますね。)

尚、FANTASTICSの「Someday」はアルバム『FANTASTIC VOYAGE』リリースに合わせてパフォーマンス映像(↓)がいち早く公開されていました。

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(ただしこれは2021年春に行われていた『FANTASTICS PROLOGUE LIVE TOUR 2021 "FANTASTIC VOYAGE"~WAY TO THE GLORY~』の映像なので音は原曲準拠です。というか原曲かな?)

他の3曲と同じくこの曲も、振付には原曲のオマージュがふんだんに取り入れられています。また『FANTASTIC VOYAGE』に同梱されたドキュメンタリー映像では、この「Someday」の裏話も佐藤大樹さんから語られていました。具体的な内容は割愛しますが、EXILEのアリーナツアー『EXILE LIVE TOUR 2009 "THE MONSTER"』での「Someday」の演出に感銘を受けたことから「自分達もやってみたい」とFANTASTICSなりの表現を目指して作ったものだそうで、中でもイントロ部分は全員で固有のイメージを持ってパフォーマンスしているそうです*28

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聴き始めて1秒以内にわかることですが、このシングルに収録された4曲の中で最も大胆にリメイクされているのがこの曲です。そもそもテンポが原曲より若干速くなっている上*29、全体的にアタック感の強い音色が増えて一気にEDM感が強まりました。Aメロのシンセには「Play Back」のようなディスコっぽい音色も入ってますね。

それでいて二人の歌声はやはり変わらず優しく爽やか、なおかつキャッチ―なので、総合すると真っ直ぐなJポップである原曲との距離感が程良いバランスに保たれています。もともと世間一般へ浸透している楽曲のイメージを大きく変えようというチャレンジ精神も含めて、アレンジの面ではこの曲が1番好きでした。この曲と「Flower Song」は自分が観た単独ライブでは無かったので今後いつか観てみたい。

『FANTASTIC VOYAGE』と“FANTASTIC VOYAGE”――機動力と速力について

FANTASTICSの『Hey, darlin'』以降のシングルが納められた2ndアルバム『FANTASTIC VOYAGE』。直前のシングル『STOP FOR NOTHING』を通してその飛躍ぶりにワクワクしていた自分としては、待望の一作でした。

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遡ると、切なくて甘い四つ打ちR&B「Hey, darlin’ 」から真摯なメッセージが込められたポップバラード「Winding Road〜未来へ〜」、そして重要なターニングポイントとなったシンセウェイヴ「High Fever」……と、リリース毎に順当以上の進化と新規開拓を遂げていたことがわかります*30

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(この辺りは上のブログ記事でも書いていたのでしつこいですが)その間にも映像作品への出演や舞台などをこなし、表現力や自己演出力を磨いてきた彼らの“攻め”の姿勢が如実に示されたのが「STOP FOR NOTHING」だったし、さらに言えばそうした“攻め”の表現における一つの到達点がアルバムのリード曲「Drive Me Crazy」とそのMVだったように思います。

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躍動するカメラワークと共にフォーメーションを変化させながら各メンバーの存在感が示される、訴求力の高い映像。音楽番組やライブで披露された時の再現度・完成度の高さにも毎度驚かされました*31。新たに興味を持った人への最初の取っ掛かりとしても本当に強い楽曲だし、アルバムだったと思います。

昨年のホールツアー"FANTASTIC VOYAGE"で、私はツアー本章の大阪公演と年明け後の静岡公演に参加しました。

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何かにつけ目がいってしまう徹底した洗練性のある世界さん、「何か凄まじい敏捷性の人がいる」と思って目を向けると大体この人だった佐藤大樹さん、長い手足としなやかな動きが美しい澤本夏輝さん(“7floors”もそうでしたが、ホーンセクションの音色が似合いますね)、突出して華とスター性がありラップも上手い瀬口黎弥さん、大きな体で成される繊細な表現に見入ってしまった堀夏喜さん、本当に実数として誰より多く笑顔を見せながらダイナミックに動いていた木村慧人さん。初めて観る単独公演でしたが、卓越したダンスをホールの規模感と距離感で観るとこんなにも高揚するものなのか、と感銘を受けました*32

以下は観た直後のメモから拾ったツインボーカルの話ですが、まず中島さんのエレピ演奏によるボーカル二人のデュエットが良かったです。元々弾き語りから始めたという中島さんは特にそうですが、二人ともシンプルな弾き語りやアコースティックスタイルが絶対に似合うと思っていたので個人的に願ったり叶ったりでした。「Believe in Love」は二人とも歌いやすいのか歌声が心地良く響いていたし、中島さんの演奏も丁寧でしっかりとした安定感があったので、色々な演奏パターンが観てみたくなりました*33

八木さんの歌の中で一番印象に残ったのは叫び方でした。基本的には少年っぽい声色と表現力が魅力の人ですが、その上で「The Only One」や他のアッパーチューンなどでみられるあのシャウトの時の駆動の軽さ、無理のなさはライブでこそ活きる魅力だなと思います。

中島さんはライブで聴くと想像以上にエモーショナルでした。そしてやはり特徴的な声なので、表情を少し変えるだけで見える情景が変わるように感じる。「Flying Fish」の“風に抗い”~とか「Time Camera」のサビの“Woo Time”~とかの部分で現れる情感豊かな響きはずっと変わらないでいてほしいと勝手に願っています。それと、二人とも声を伸ばせば伸ばすほど力強さが増していくという所が共通していたのが印象的でした。

ただ、これらは全て12月の大阪公演での感想です。そして正直、この時の歌に関してはかなり苦しそうに聴こえたり、危なかっしいと感じたりした部分もありました。しかしここで特筆したいのは、そこからの進化の速さです。

年明けの静岡公演で観た時、二人の印象は大きく変化しました。中島さんは芯の強さと安定感がぐっと増して迫力が生まれていたし、八木さんは本調子でない様子こそあったものの、それを補う歌唱力が明らかに向上していて余裕が感じられました*34。2020年の『LIVE×ONLINE』も回を増す毎に歌が変化していましたが、今はその成長速度がさらに増しているのではないか、と想像しています。


FANTASTICSは、昨年の秋頃から今年にかけてグループでも、それぞれ単独でも、テレビへの出演が一気に増えました。さらにドラマ『美しい彼』での八木さんの好演も大きなきっかけとなり、知名度が加速度的に上昇しつつあります。

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そうして音楽活動と平行でそれぞれ多方面に活動を広げ、その一つ一つに臆せず挑戦していく姿を見ていると、そのバイタリティとスピード感に改めて驚かされます。先述したボーカルの進化・変化もそうですし、やはり何というか底力のある人達だなと。

ダンスの洗練性を保持しながら「可愛い」にも「かっこいい」にも振り切れるというポップグループとして強みもありますし、2022年はさらに大きく飛躍する年になるのでしょうね。

ますます多忙になっていくでしょうが、このグループらしい機動力と速力で乗り越えつつ、また新しいライブショーを観せてくれることを期待したいです。

 

ということで、2021年の振り返りとともに段々と「EXILE TRIBUTEを通したEXILE学習」も兼ねるようになってきた記事のFANTASTICS編でした。次回のGENERATIONSも書きます!続く!

*1:FANTASTICS from EXILE TRIBE 「EXILE TRIBUTE」ARTIST PHOTOページ | EXILE TRIBE mobile

*2:FANTASTICS from EXILE TRIBE on Twitter: "FANTASTICS FROM EXILE
2021.12.15(Wed)Release✨

*3:「『 Each Other’s Way ~旅の途中~』や『Flower Song』は自分たちのライブでもカバーさせていただいていましたけど、FANTASTICSに似合うんじゃないかって『VICTORY』が追加されました。『Someday』も自分たちらしく表現できていると思います」Jr.EXILE世代が継承する、EXILEのDNAーー中務裕太、吉野北人、木村慧人、日髙竜太に聞く | TOKYO HEADLINE

*4:「Someday」は2021年上半期のツアー「FANTASTICS PROLOGUE LIVE TOUR 2021 "FANTASTIC VOYAGE"~WAY TO THE GLORY~」で「Flower Song」とともにメドレーで披露されました

*5:作詞にATSUSHIさん、また作編曲にはBALLISTIK BOYZがカバーした「Touch The Sky」で知られるBACHLOGICさん、また作曲には現在もJr.EXILEの楽曲を数々手掛けるFAST LANEさん、Mats Lie Skareさんが携わっています

*6:EXILE、強力チューンを多数詰め込んだ新アルバム『願いの塔』を3月に発売 - TOWER RECORDS ONLINE

*7:EXILE / 願いの塔 (トレーラー映像) - YouTube

*8:しかしアルバム『願いの塔』が発売された直後に東日本大震災が発生したため、EXILEは当初の活動予定を大きく変更。その後は広く知られている通り“日本を元気に”をテーマに掲げた活動が始まっていくわけですが、同年のツアー『EXILE LIVE TOUR 2011 TOWER OF WISH ~願いの塔~』のステージでこの曲が歌われた際には、リリース時よりも遙かに複雑多様な想いや意味が込められていたのだろうと想像しています

*9:「踊ってはいなくて2階で煽ったりして、EXILEさんを盛り上げてます(笑)」Jr.EXILE世代が継承する、EXILEのDNAーー中務裕太、吉野北人、木村慧人、日髙竜太に聞く | TOKYO HEADLINE - Part 2

*10:抽象的ですが原曲は“語りかける”、カバーの方は“話しかける”と言いたくなりますね

*11:アクティブ感とパッシブ感の組み合わせであると勝手に解釈しています。とはいえ最近のお二人の歌声はめきめき進化・変化しているので、その世界観も今後大きく変わっていくのかもしれません

*12:なおキッズダンサーの中には、原曲がリリースされた当時まだ生まれていなかった人も居るそうです→ お知らせ || EXPG STUDIO

*13:Jr.EXILE世代が継承する、EXILEのDNAーー中務裕太、吉野北人、木村慧人、日髙竜太に聞く | TOKYO HEADLINE - Part 2

*14:スクールカースト”という言葉がドラマでも使用されていますが、昨今この呼称は“カースト”という制度名が持つ歴史を考慮し『スラング的に用いるべきでない』という見方が広がりつつあります

*15:【インタビュー】EXILE ATSUSHI&TAKAHIRO、「Flower Song」を語る。「あなたの命は何にも代えられないかけがえのない命なんだ」 | BARKS

*16:もっともリリース以前のライブでは一部異なるパターンもあるにはありました。最近は音源の通りに統一されています

*17:他だと「Tarte Tatin」「The Only One」「M.V.P」などが同一もしくは近しい構成です(※『FANTASTIC 9』はDメロだけ八木さん始まり)

*18:もう随分前の記事()で書いたことですが「フレーズの中の細かな抑揚にも伸びやかなロングトーンにも、聴く人の感情を呼び起こすような無垢で優しい響きが宿る」のが中島さんの強みだと今でも思います

*19:DISCOGRAPHY | EXILE Official Website

*20:岡田監督W杯応援PVでEXILEと共演 - 芸能ニュース : nikkansports.com

*21:14人のモンスターEXILE、新曲は堂々のデイリー1位 - 音楽ナタリー

*22:シングルにはBALLISTIK BOYZがカバーした「THE NEXT DOOR」、アルバムの表題曲「愛すべき未来へ」、二代目J Soul Brothersの楽曲として出された「GENERATION」のEXILE版が収録されています

*23:FANTASTICS 中島颯太とBALLISTIK BOYZ 砂田将宏が“EXILE”をテーマにクロストーク!

*24:藤原樹 - Wikipedia

*25:THE RAMPAGE 岩谷翔吾と浦川翔平、キッズダンサー時代からEXILE TRIBEを支えてきた二人の共通点と絆 - Real Sound|リアルサウンド

*26:Happiness (グループ) - Wikipedia

*27:こうした背景もあってのことか、2020年9月にあった配信ライブ『LIVE×ONLINE IMAGINATION PREMIUM LIVE EXILE TRAIN(※ライブレポ)』では、THE RAMPAGEが「Someday」をカバーしていました

*28:詳細は実際の特典映像で観てみて下さい(まあ動画のコメント欄やSNSを見るとすぐに出てくる話ではありますが)

*29:原曲はBPM121くらい、カバーの方は125くらい

*30:カップリングも、SHOKICHIさんテイストの煌びやかな音色が特徴的なバラード「The Only One」や素直なエールソング「Overflow」、ダンスチューンとして人気の高い「CANONBALL」「PlayBack」など、個性ある良作が多くありました

*31:逆にこれだけパフォーマンスの密度と完成度が高いと次作へのハードルが跳ね上がるという意味でリスキーな作品でもあるのでは…と思ったくらいでした。ゴリゴリに余計なお世話でしたが

*32:「STOP FOR NOTHING」のダンスはイントロから大好きなので、ツアー本章で客席を煽る形に変更されていたのが少しだけ残念でした(また別の機会に期待します)

*33:中島さんのアコギで二人で歌うのとか観たいですね

*34:CLの番組『KEY MUSIC』でATSUSHIさんと話していたような“その日の調子に合わせた歌い方”について探求しているのかもしれないですね。あと八木さんのブログ(有料)でも“最近はライブの度に歌い方を変えている”という話が出ていました